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アルカラ大学: わずか 2 日でリモート教育を展開する
Atwood
2021/01/01· 読む時間:5分間

 

背景

 

アルカラ大学はスペインで最も歴史のある大学のひとつです。15 世紀に創立され、多くの学年が設けられています。Covid-19 のパンデミックのためにアルカラ大学の学生たちは隔離を余儀なくされ、留学生は帰国を強いられました。ここではAdeva 教授と共に、アルカラ大学が取ったClassIn の導入方法ならびにわずか 2 日間でリモート学習を始めた方法を学びましょう。以下に Adeva 教授へのインタビューを紹介します。

 

Q: 大学での職務について教えてください。

A: 「外国語としてのスペイン語」コースのアカデミックコーディネーターです。学生と教師のコーディネーター兼マネージャーも務めます。授業、時間割、校内の授業管理に関連するすべてを作成する必要があります。

 

Q: ClassIn を採用した理由を教えてください。

A: 数ヶ月前から ClassIn と相談しプログラムをテストしていましたが、スペインでの Covid-19 の実際の感染状況を受けて、ClassIn の導入が加速しました。

 

ClassIn を使用して 3 週間が経ちましたが、その前にプラットフォームの使い方を 1 日で学ばなければなりませんでした。金曜日に勉強して、3 月 16 日月曜日の授業を完全オンラインで行いました。急なスケジュールでしたが、あっという間にできました!

 

Q: 何名の学生が現在 ClassIn を使用しており、どのような授業をリモートで行っていますか?

A: 約 120 名の学生が外国語としてのスペイン語を学んでおり、一度に 20 名がリモート授業を受けます。ディプロマや上級特別クラスなど、様々な課程の学生に向けても開講しています。生徒たちは ClassIn の活用法を楽しみながら発見しています。

 

 

また、教員向けのコースや学生向けのより専門的なコースを開設することも検討しています。言語を学ぶだけでなく、スペインの観光、法律、経済なども学ぶことを目指します。

 

Q: 教員達は ClassIn での指導に慣れるまでどのくらいかかりましたか?

A: 週間ほどかかりました。金曜日にトレーニング教室を実施しました。月曜日には新しいコースのリストとスケジュールを作成し、木曜日にすべての教師が 4 時間のオンラインクラスを受講しました。

 

授業は中断できないので、大変な作業でした。1 日目は少し混乱がありました。教員達からメールが届き、「Sonia さん、授業に入れません」「学生のビデオフィードの一番上の画面位置を移動する方法は?」「15 名の学生がいるが、6 名しか表示できない。移動させたい」などの問い合わせがありました。

 

そこで、ClassIn のスタッフにアクセスの管理を依頼しました。私がクラスに参加して、クラスからクラスへと幽霊のように移動し、問題にぶつかった人たちの所に行っては「来ましたよ!授業を視てますよ」と言うんです

 

Q: どのように教員研修を行いましたか

A: 最後に全員がセンターにいたとき、すべてのチームを ClassIn に入れて、月曜日に何を経験するかをシミュレートするためのレッスンを行い、教員が慣れるようにしました。ClassIn で作業し、わずか 2 日間で習得しなければならないのは初めての経験でした。

 

教員達の年齢はそれほど若くなく、ミレニアル世代ではありません。新しいテクノロジーを使うことには不慣れです。私たちスタッフは教員に ClassIn の使い方を教え、既存の指導法をリモート教育に適応させることを考えなければなりませんでした。

 

スペイン人は変化を嫌うので、最初のうちは少し不機嫌な教員もいました。しかし、今では完全に気持ちが変わったようで、より快適にテクノロジーを操っています。また、教員向けの簡単なマニュアルも作成しました。丸一日かけてClassInを使ってみて、短くてすぐ読めるマニュアルを完成させました。

 

Q: 教員たちはリモート学習にどのような印象を持っていますか?

A: 気に入っていると思います。楽しそうに操作しています。ClassInの新しい活用法を見つけるたびに、チャットルームを使用して他の教員と共有しています。

 

 

たとえば昨日のことですが、すべてのドキュメントを ClassIn クラウド に保存するのではなく、タブにドキュメントを配置すれば、すぐに学生がダウンロードして共有できることを知りました。または、教員側の画面を共有し、それをタブに配置することで、学生が教材についての指導を視聴できます。

 

毎日発見があり、それを皆で楽しんでいます。最初の頃よりプラットフォームを快適に操作しています。

 

Q: 学生はバーチャル教室にどのように印象を持っていますか。

A: 全体的には、学生たちは気に入り、楽しんでいますね。最大の問題は、学生が電子ブックを持っていないとか何らかの理由でクラスに参加できない、けれど授業を欠席したくないという理由で、スケジュールを変更したいという要望が出ていることです。

 

コーヒーを飲んで授業を視聴している学生もいます。リラックスしていますね。共同生活している学生もいて、数人が集まって朝食を摂りながら授業を受けています。ClassIn を気に入ってくれています。問題発生時も理解があり、問題が解決したりスケジュール変更されたりするまで落ち着いて待っています。楽しそうです。

 

 

対処が終わると、楽しそうに授業を再視聴しています。たとえば、私が試験対策で教えているクラスでは、模擬の口述試験を行います。それを受けている女性の学生は、練習後に録画を視聴して自分自身のスピーキングを確認しています。教師もみんな嬉しく思っています。

 

Q: リモート教育の課題について教えてください。これまでにどのような技術的または裏方仕事の課題がありましたか。

A: 現在、スペイン、中国、および日本に住む学生や、エラスムス交換留学生もいます。ドイツ、アイルランド、イギリス、フランス出身の人たちもいます。学生たちのタイムゾーンが異なるため、スケジュール作成が少し難しいことがあります。

 

他には、学生側の接続がダウンして授業にログインできなかったり、サウンドの問題があったりするという課題があります。これらは技術的な問題ですが、どのプラットフォームでも発生する可能性があります。

 

たとえば、私の場合、携帯電話の電波受信状態が良くないので、家の窓の近くで話していると、少しノイズが入ることがあります。この種の問題は、私たち教員側では制御できない要因に依存するため、WeChat や WhatsApp などを使っても解決できません。

たとえば、木曜日にある教師が「インターネット接続に問題があります」とテキストメッセージを送ってきました。その後も接続できなかったため、別の日に授業を行う必要がありました。これは現状の問題であり、ClassIn の問題ではありません。いまは全員が自宅にいるため、全員がインターネットに接続できます。

 

Q: バーチャル教室の使用を検討している他の大学関係者に向けて、アドバイスはあるでしょうか。

A: 教員向けトレーニングを継続すること、これが第一優先です。現在、大学関係者の方々は、プラットフォーム上に数百ページ分のコンテンツをオンラインに載せておいて、教員はそれを読み上げるだけでいいと考えているようです。

 

ですが、オンライン教室の新たなモデルについてはもっと考える必要があります。 教員向けにトレーニングを実施し、新しいタイプの方法論 (オンラインのクラス) を実践するための優れた教育プログラムや、あらゆるタイプの授業に対応できる優れたプラットフォームを準備すべきです。